盲導犬が生んだ素敵な出会い

レトリバー目の不自由な方がつれている盲導犬。
飼い主に寄り添って、危険が及ばないように先導してくれるのが役割です。

盲導犬を連れている方を見て、じろじろ見る方がいますね。
それを見ると誰でも嫌な気持ちになるでしょう。

盲導犬たちはそんな人間の気持ちもわかっています。
「良し悪し」の区別がついているしっかりした利口な犬です。
さすが訓練されているだけあるといいますか、やはり盲導犬には盲導犬にしかわからないことがあるのでしょう。

米国のとあるカップルに目の不自由なカップルが居ます。
男性も女性も目が不自由なカップルです。

当然、盲導犬は2頭います。
この出会いがまた素敵な出会いを生んだんです。

最初は盲導犬同士が出合いました。
盲導犬のトレーニングをしていたオスの犬に、メスの盲導犬が一目ぼれをしたそうです。

仲良くなった盲導犬同士を一緒に居させるうちに飼い主の二人も仲良くなったんだとか。
飼い主にとって盲導犬は我が子のような存在。
2頭の出会いは二人の運命的で素敵な恋仲を生んだんです。

動物という共通の形ある愛

お二人はこう語っています。
「出会った時の幸福感は一生忘れない」「すべてはこの犬たちのおかげ」「こんな幸せには巡り会えないと思っていた」と。

動物という共通した形ある恋が生んだ、出会い。
もし違う盲導犬を連れていたらこの出会いはなかったかもしれません。

動物は万国共通で愛される存在ですし、動物が好きな方に悪い人は居ません。
形のある盲導犬という存在だからこそ、二人は惹かれあったのかもしれませんね。

動物たちの出会いは本能

この2頭の盲導犬には何か、燃え上がるものがあったのでしょう。
一目ぼれをしたメスの盲導犬にこたえるかのように、オスの盲導犬も惹かれあったそうです。

会うたびに鼻を摺り寄せてロマンチックだったんだとか。
動物たちの出会いは本能から生まれます。
本能で引き寄せられて一生涯のパートナーを見つけます。

人間はどうでしょう。
あれやこれやと考えて本能のままに動かない人ばかり。
思考という回路が備わっているからこそ、人間の文化は発達したものの、コミュニケーション能力は一向に向上してはいないのではないでしょうか。

動物たちのように本能のまま恋をしてみたいですね。
そんな出会い方は、動物たちから学んでみたら良いのかもしれません。

こんなお話もあります。
今ソーシャルワーキングとしてFacebookが有名ですね。
「シェア」という機能がありますが、保護された動物たちの飼い主探しや、迷いペットの飼い主探しが「シェア」されて沢山の方が閲覧します。

そこで捨てられたかわいそうなペットを譲ってもらいたいと連絡を取り、見ず知らずの方から譲り受けてその後も連絡を取り合い、無二の親友になったというお話です。

やはり動物たちは人間に素敵な出会いをもたらしてくれる存在です。
あなたもこの機会にペットを飼ってみてはいかがでしょうか?

もしペットを飼うようでしたら、責任をもってしっかりお世話をして、形ある愛情を与えてくださいね。